ごあいさつ
ようこそ龍吟のホームページにお越し下さりました。
私共、龍吟は平成15年(2003年)12月23日に東京 六本木の裏路地に開店した小さな日本料理店です。
あれから15年の時が過ぎ、皆様の御愛顧のおかげを持ちまして、この度、龍吟は六本木の地を離れ 平成30年(2018年)8月21日より、ここ日比谷にございます「東京ミッドタウン日比谷」内に居を移し 新たに龍吟 本店を設ける事となりました。
想い起こせば 今から15年前…
『日本料理を拵え、日本の食材の素晴らしさを日々、お客様に披露する事は、 “和”の精神を多くの方々と共有し、日本全土の豊かさを伝え、ひと時の美味しい晩餐を互いに愛で合う空間を設けるという事。
食べ手も作り手も食材を通じてそこで共鳴し合い、日本の豊さに尊さを憶える…。
それを毎日、誇りを持って人々にお伝え出来るという事は、我が国日本の大切な“国家職務”に携わる事と同じ事なのかもしれない…』
日本料理人として、そんな勝手な使命感を抱き、12月23日という、平成の時代 我が国 日本における特別な日に日の丸を掲げる気持ちで 小さな日本料理店を六本木の片隅に開いたのが始まりでした。
そして これからは毎日 皇居を眺めながら ここ日比谷にて 日本料理を 作り続けて参ります。
屋号「龍吟」の由来は“禅”の言葉にある「龍吟雲起」より頂戴致しております。
修業時代、一冊の“禅”の本に出会い、その中にあった「龍吟雲起」の言葉に秘められた意味…
『想いを決めた勇者がひとたび行動を起こすと、同志が互いに共鳴し合い、そこに集う…』
という教えに心を揺さぶられ、店の屋号にさせて頂きました。